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TPK、2四半期連続で赤字【図】


ニュース 電子 作成日:2015年7月30日_記事番号:T00058427

TPK、2四半期連続で赤字【図】

 タッチパネル最大手、宸鴻集団(TPKホールディング)は29日、第2四半期の純損失が6億1,800万台湾元(約24億4,000万円)に上ったと発表した。損失額は前期(10億1,400万元)から約4割減少したが、2四半期連続の赤字となった。30日付蘋果日報が報じた。

 同社は、需要減退、工場稼働率の低下、ウエアラブル端末の不振、新旧製品端境期に伴う既存製品の価格下落などを赤字要因として挙げた。第2四半期の連結売上高は前期比18%減の237億4,000万元にとどまった。

 証券会社は、マイクロソフトの新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」搭載のタブレット端末の出荷の他、新型iPhoneの量産開始を第3四半期のプラス要因に挙げ、TPKの同期売上高は前期から50%以上増加して350億元に達するとの予測を示した。

 なお、同社は7月から感圧タッチセンサーの出荷を開始した。今年は市場の反応を探り、来年からの出荷拡大を見込む。