ニュース 電子 作成日:2015年7月30日_記事番号:T00058428
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は29日、バーチャルリアリティー(仮想現実、VR)ソフトウエアとメディアプレーヤー開発の米国WEVRに999万9,000米ドルを投じ、株式15%を取得すると発表した。VR事業強化が目的だ。30日付経済日報が報じた。
HTCは23日開幕の台北ゲーム開発者フォーラム(TGDF)で、VR対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)「HTC Vive」を開発者向けに台湾で初めて発表した。体験の中盤で、海底でクジラと一緒に泳ぐシーンはWEVRによるものだ。
WEVRは公式サイトで、HTCが3月、モバイル業界の展示会、モバイル・ワールド・コングレス(MWC)で「HTC Vive」を発表した際、同社も会場にいたと記している。
MWCで王雪紅(シェール・ワン)董事長は、VR市場は今後10年の発展が見込め、商機も大きいと予測。同社は競合を大きくリードしていると強調した。「HTC Vive」は開発者向けキットの配布を開始しており、市場予測では年内に発売される見通しだ。
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