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ファイソン、上半期12%増益


ニュース 電子 作成日:2015年7月30日_記事番号:T00058431

ファイソン、上半期12%増益

 NAND型フラッシュメモリー用コントローラIC設計の群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)は第2四半期、SSD(ソリッドステートドライブ)やスマートフォン向けのeMMC(埋め込み型マルチメディア・カード)の需要が利益を押し上げ、営業利益が前期比8.2%増の11億7,200万台湾元(約46億3,000万円)で過去最高を更新した。上半期通期の税引前利益は21億400万元で前年同期から12.88%増加した。30日付工商時報が報じた。

 第3四半期は、SSDが消費者用製品、工業自動化の両分野で成長が見込め、引き続き業績拡大が期待できる。第4四半期はまだ十分な見通しが立っておたず、今年、四半期ごとの成長が可能かは現段階では不明だ。

 SSDの世界市場は今年50%成長するとみられている。ファイソンは、ノートパソコン受託生産、企業用サーバー、工業自動化産業などの分野でのSSDのシェア拡大を期待しており、来年にはNANDフラッシュコントローラIC設計市場で競争を勝ち抜けると見込んでいる。