ニュース 電子 作成日:2015年7月30日_記事番号:T00058432
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は29日、第2四半期連結売上高は380億1,000万台湾元(約1,500億円)で前期比1%増、前年同期比6%増、純利益は46億元で前期比15.6%増、前年同期比32.1%増だったと発表した。30日付工商時報などが報じた。
同社は、28ナノメートル製造プロセスが売上高の11%を占め、全体の出荷量は過去最高の153万6,000枚(8インチウエハー換算)、設備稼働率は94%だったと説明した。
一方、同社は、経済環境が不透明で最終製品市場の見通しが悪く、全体的に需要が弱まっているので、在庫調整が下半期も続くと予想した。第3四半期の出荷量は前期比5%減、平均販売価格(ASP)は3%下落、設備稼働率は87〜89%まで低下すると予測した。
なお、UMC傘下の太陽電池メーカー、聯景光電(トップセル・ソーラー・インターナショナル、TSi)は6月に茂迪(モテック・インダストリーズ)に買収され、出資比率9%となったので、連結対象から外れた。
UMCは29日、30日より自社株式を2億株買い戻すことを決議した。1株7.55〜18.8元で買い戻し、従業員に譲渡する。同社の金庫株実施は2年ぶり。台湾の株価が下落する中、UMCは金融監督管理委員会(金管会)の呼び掛けに応えた格好だ。
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