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工業団地再生事業、基隆大武崙など対象に


ニュース その他分野 作成日:2008年3月4日_記事番号:T00005845

工業団地再生事業、基隆大武崙など対象に

 
 行政院経済建設委員会(経建委)は3日、既存の工業団地の再生活性化を目指す「工業区再生モデル計画」の対象に基隆市の大武崙工業区と台中県大甲鎮の幼獅工業区を選んだ。大武崙工業区は観光工業区に衣替えし、幼獅工業区では道路や光ファイバーケーブルの再整備を行う。いずれも2010年の完了を見込む。4日付経済日報が伝えた。

 このうち、大武崙工業区には現在、飲料、食品メーカーを中心に68社が進出しているが、観光客が工場見学や買い物を楽しめるように整備を行い、経済効果を最大化する。

 台湾には造成から20年以上が経過した工業団地が51カ所あるが、施設の老朽化や遅れた設備などで再開発が課題となっていた。このため、経建委は各自治体に工業区再生計画を募り、候補の15カ所から両工業区をモデル地区に選んだ。