ニュース 電子 作成日:2015年7月31日_記事番号:T00058459
市場調査機関IDCの最新のレポートによると、第2四半期の世界タブレット端末市場(ノートパソコンとしても使える2イン1機種を含む)におけるブランド別出荷シェアで、華碩電脳(ASUS)は2012年第2四半期以来、初めて上位5位圏外へ脱落した。一方、聯想集団(レノボ)が3位(シェア5.7%)を維持した他、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が4位(3.7%)に入るなど、中国ブランドの好調が目立った。31日付工商時報が報じた。
第2四半期の市場全体の出荷台数は前年同期比7%減の4,470万台で、その他ブランドのシェアはアップルが24.5%で首位、サムスン電子が17.0%で2位、LGエレクトロニクスが3.6%で5位となった。
ASUSのランクダウンについてIDCの江芳韻・台湾区研究副総監は、主力の2イン1機種「トランスフォーマーブックT100」の製品ライフサイクルが末期を迎えている他、通常のタブレット製品も端境期に差し掛かっているためと指摘。一方、中国勢の好調については、同国ではブランド製品とノーブランド製品の価格差が縮まり、ブランド製品を選択する消費者が増えたことが原因との見方を示した。
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