ニュース 政治 作成日:2015年8月3日_記事番号:T00058468
李登輝元総統が先月訪日した際、「尖閣諸島(台湾名・釣魚台列嶼)は日本のものであって台湾の領土ではない」と発言したことに対し、馬英九総統は3日付の中国時報に「釣魚台は当然中華民国の領土だ」と題する文章を投稿し、李元総統の発言は重大な失言だとして、台湾住民に謝罪するよう求めた。
馬総統の投書について陳以信総統府報道官は、「総統として寸土をも争う決心を示したものだ」と説明した(3日=中央社)
馬総統は、尖閣は歴史的に台湾に属する固有の領土であり、地理的に台湾に近く漁場は一貫して台湾に属し、地質的にも台湾本島の延長上にあり、国際的にも正式に中華民国に返還されていると主張。李元総統の発言は史実と異なる上、中華民国憲法と国際法に背き、台湾住民の感情と主体性を傷つけたとして強烈に批判した。
馬総統は、総統として尖閣の主権を守るのは自身の使命だと強調。かつての総統経験者も今後総統に就任する者も、国家の主権をないがしろにしたり、裏切ったりすることは許されないと強調した。
馬総統の謝罪要求に対し李登輝事務所の王燕軍主任は、「まだそんなことを言っているのか。馬総統にはもっと勉強してもらいたい」と反論した。
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