ニュース 政治 作成日:2015年8月3日_記事番号:T00058469
親民党は31日、宋楚瑜主席(73)が8月6日に記者会見を開き、「重大発表を行う」と党幹部に通知した。宋氏は来年1月の総統選に出馬を表明するとみられる。1日付蘋果日報が伝えた。
親民党の劉文雄副秘書長は「確かに出馬の方向だ」と述べた。
総統選は既に与党国民党から洪秀柱副主席(立法院副院長)、野党民進党から蔡英文主席が出馬することになっているが、ベテラン政治家の宋氏が出馬すれば、当選可能性こそほとんどないが、「第三極」として選挙情勢に微妙な影響を与えそうだ。
親民党と緩やかに連携している国民党の洪秀柱副主席は「出馬は民主時代の個人の権利だ」として、尊重する考えを示した。
民進党の黄偉哲立法委員は「国民党にとっては強い台風、民進党にとっては中程度の台風になる。民進党は中部以北で十分な対策を取る必要がある」と述べた。
宋氏は国民党秘書長、台湾省長などを歴任し、過去には総統の有力候補にも浮上した。2000年には国民党とたもとを分かち無所属で総統選に出馬。陳水扁、連戦の両氏と激戦を繰り広げた末に落選。04年には国民党・連戦名誉主席が総統選に出馬した際、副総統候補として出馬したが落選した。その後、12年には親民党籍で総統選に出馬したが、得票率2.8%で惨敗した。
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