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大豆・茶葉など12品目、トレーサビリティー導入


ニュース 食品 作成日:2015年8月3日_記事番号:T00058474

大豆・茶葉など12品目、トレーサビリティー導入

 衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は31日、同日より大豆、小麦、トウモロコシ、小麦粉、でんぷん、食塩、糖、茶葉、容器入り茶飲料、大豆製品、粉ミルク、包装調合ミルクの12品目を食品のトレーサビリティー(生産流通履歴管理)制度の対象に追加すると発表した。約2,200社が影響を受ける。1日付聯合報が伝えた。

 昨年の不正食用油事件を受け、TFDAは食品安全措置を数々と打ち出している。同年10月末にスタートしたトレーサビリティー制度はこれまで、食用油脂、加工肉、乳製品、食品添加物、遺伝子組み換え食品など7品目のみを対象としていた。

 関連企業は毎月10日までに、食品の原料情報をオンラインで届け出なければならない。うち10品目の製品は合格検査報告を添付しなければならず、違反には最高300万台湾元(約1,200万円)の罰金を科す。