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Q2訪台中国人が2.9%減、ツアー客受け入れ上限の徹底で


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年8月3日_記事番号:T00058476

Q2訪台中国人が2.9%減、ツアー客受け入れ上限の徹底で

 交通部観光局によると、第2四半期の訪台中国人旅行者は延べ85万9,143人で前期比1.27%増、前年同期比2.9%減と、15四半期続いていたプラス成長がストップした。観光局は、昨年3〜5月に中国人ツアー客の受け入れを1日当たり8,000人に引き上げていたためで、今後は質重視で1日5,000人を維持すると説明した。1日付工商時報などが報じた。

 上半期の訪台中国人旅行者は延べ204万7,051人で、外国人旅行者の41%を占めた。自由旅行者は申請が67万8,000人、許可が67万6,000人、実際の入境が67万3,000人だった。自由旅行は現在までに中国47都市の住民に認められており、観光業界は年初に、10都市追加と1日当たりの受け入れ上限5,000人への引き上げを求めている。

 観光局の局員は、中台当局が第3四半期に、中国人の自由旅行者の1日4,000人の受け入れ上限を1日5,000人に引き上げ、開放都市を追加することを検討すると語った。一方、中国人ツアー客の受け入れ上限は引き上げず、高級で質の高いツアーを誘致すると同時に、ビジネスや医療観光(メディカルツーリズム)を強化し、中国市場の2.6%成長を目指すとした。