ニュース 機械 作成日:2015年8月3日_記事番号:T00058480
東元電機(TECO)は31日、イタリアの減速機メーカー大手、モトバリオの全株式を約1億8,600万ユーロ(約253億円)で取得すると発表した。早ければ今年末に買収手続きが完了する予定だ。同社にとって設立約60年で最大規模の買収となる。1日付経済日報が報じた。
TECOは、モトバリオ買収はインダストリー4.0(第4次産業革命)に向けた第一歩と指摘した(31日=中央社)
同社はモトバリオ買収により、従来のモーター単体から、減速機と一体になった動力伝動システムまで業務範囲を広げ、欧州でのシェア拡大を見込む。
モトバリオは1965年設立。主に減速機やモーターなどの生産販売を手掛ける。そのうち、ウオームギアは世界トップクラスのシェアを誇る。高度な自動化施設を兼ね備えた生産拠点をイタリアとスペインに持ち、販路は60カ国・150カ所に及ぶ。年間売上高は約40億台湾元(約160億円)。
TECOの資本金は約202億元。買収資金はTECOの海外子会社が約3割を調達して、残りは協調融資(シンジケートローン)で賄う。
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