ニュース 電子 作成日:2015年8月3日_記事番号:T00058481
鴻海精密工業はこのほど、ベンチャーキャピタルの米フォーメーション8が主導する、スマートフォン向けマルチレンズ・カメラの開発を手掛けるスタートアップ、米ライト社に対する2,500万米ドルの投資計画に参画する。これにより鴻海はハイエンドスマホ向けレンズの分野に参入する方針とされ、業界大手の大立光電(ラーガン・プレシジョン)にとって脅威になるとの見方が出ている。1日付経済日報が報じた。
ライト社はサンフランシスコに拠点を置く企業で、スマホユーザーをプロカメラマンに変えることを理念に掲げており、同社のマルチレンズ・カメラは同時に複数の写真を撮影し、明るさや被写体との距離を計算して、より質の高い画像をユーザーに提供する。観測によると今後、同製品はアンドロイドOS(基本ソフト)を搭載したスマホに搭載され、2016年に市場に登場する見通しとされる。
なお鴻海は既に1年前、ライト社が行った1,000万米ドルの資金調達に参加しており、同社が開発した技術をアジアで展開する自社ブランドに活用する権利を有している。
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