ニュース 電子 作成日:2015年8月3日_記事番号:T00058484
鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富智康集団(FIHモバイル)は、中国南部の貴州省をビッグデータ産業の拠点として育成していく意向だ。郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、中国の習近平政権が提唱する陸と海のシルクロード「一帯一路」構想に沿って、貴州省を東南アジア、南アジア方面への重要な戦略拠点と位置付けている。3日付工商時報が伝えた。
中国メディアの報道によると、郭董事長一行は1日、貴州省の陳敏爾共産党委員会書記らと会談した。郭董事長は生態環境が優れており、自然災害が少ない貴州省を有望視しており、ビッグデータ産業を発展させたい現地政府と思惑が一致した。
FIHモバイルは2013年、貴州省の貴安新区に第4代グリーン産業団地を設置した。
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