ニュース その他分野 作成日:2015年8月4日_記事番号:T00058497
行政院主計総処が先週、第2四半期の域内総生産(GDP)成長率を0.64%と発表したことを受けて、DBS銀行(星展銀行)とオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ銀行)が、それぞれ台湾の今年通年の成長率予測値を1.8%、1.94%へと下方修正した。DBS銀行は従来予測から0.9ポイント、ANZ銀行は0.87ポイントの引き下げで、深刻な輸出不振によって3%台はおろか2%台も困難との見方だ。両行は7月10日に経済成長率予測を下方修正したばかりだった。4日付工商時報が報じた。
DBS銀行は、中国の経済成長鈍化の影響で、台湾は物品だけでなくサービスも輸出が減退しており、下半期の大幅回復は難しいとした。
一方、台湾の第一金融控股傘下の投資顧問研究部門も3日、通年の経済成長率予測値を2.4%へと従来予測(3.43%)から1.03ポイント下方修正した。台湾銀行と華南金融控股も、通年の経済成長率3%台は困難との見方だ。
第一金傘下の投資顧問研究部門は、第3四半期は輸出が徐々に回復するものの、比較対象である前年同期の経済成長率が4.32%と高い水準だったため、2.52%にとどまると指摘した。
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