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外資系金融機関、宝島債を相次ぎ発行


ニュース 金融 作成日:2015年8月4日_記事番号:T00058499

外資系金融機関、宝島債を相次ぎ発行

 台湾で外貨建て債券を発行する動きが相次いでいる。

 4日付経済日報によると、米金融大手シティグループは、台湾で5年物オフショア人民元建て債券(宝島債)を発行する計画だ。表面金利年4.25%で、現在ブックビルディングを進めている。

 これに先立ち、先週にはオーストラリアの投資銀行、マッコーリー・グループが3年物と5年物の宝島債3億7,000万人民元(約74億円)相当を発行する計画も明らかになった。表面金利は3年物が年4%、5年物が年4.12%。

 市場関係者によると、インテルが台湾で米ドル建て債券を発行して以降、多くの海外金融機関が台湾で宝島債の発行に関心を示しているという。

 こうした背景には、金融監督管理委員会(金管会)が台湾で発行される外貨建て債券を生命保険会社の海外投資枠に含めない規制緩和を行ったことも一因として挙げられる。