ニュース 運輸 作成日:2015年8月4日_記事番号:T00058500
台中市で海沿いを走る台湾鉄路(台鉄)海線の大甲駅と、内陸を走る山線の后里駅の間を東西に結ぶ新鉄道路線を建設し、台中市内の大環状路線として運行する「大台中山手線」計画は、総工費を961億台湾元(約3,800億円)と想定している。4日付工商時報が報じた。
台中市交通局の王義川局長は3日、市政会議で山手線計画についての報告を行った。それによると計画は3工区に分かれる。
一つは、大甲駅と后里駅を結び、間に外埔、月眉、后科の3駅を新設する全長13.4キロメートル。予想工費は273億元。
また、海線の大甲駅〜追分駅(全長30.4キロ)を複線、高架化する。予想工費は626億元。追分駅〜成功駅の複線化計画も引き続き進める。
さらに、山線の大慶駅〜烏日駅(全長3.8キロ)も高架化する。予想工費は62億元。豊原駅〜大慶駅(全長21.7キロ)の高架化は現在進めており、間に粟林、頭家厝、松竹、精武、五権の5駅を新設して来年開通予定だ。
王局長は、山手線の総工費のうち、回収見込み額は153億7,600万元、回収不能見込み額は274億4,600万元、中央政府からの補助金は532億7,800万元と説明した。
林佳龍台中市長は、中央の審査に一発合格すると意気込みを見せた(3日=中央社)
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