ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

モテックQ2損失拡大、買収費用計上で


ニュース その他製造 作成日:2015年8月4日_記事番号:T00058506

モテックQ2損失拡大、買収費用計上で

 太陽電池大手、茂迪(モテック・インダストリーズ)が3日発表した第2四半期の純損失は5億9,500万台湾元(約23億円)に上った。太陽電池価格は5〜6月から回復が始まったものの、赤字額は前期から1億800万元拡大し、市場予測よりも悪かった。聯華電子(UMC)傘下の聯景光電(トップセル・ソーラー・インターナショナル)を6月に買収した際の費用計上などが要因だ。4日付工商時報が報じた。

 同社の第2四半期売上高は、前期比22.72%増の51億3,900万元、粗利益率は1.7%と前期(マイナス2.91%)から改善した。証券会社は、第3四半期は売上高がさらに拡大し、黒字転換する可能性があるとの予測を示した。

 同社は同日、5億元の増資の他、中国に太陽電池生産販売の新会社「茂迪新能源」を設立することを決定した。資本金は2億1,100万人民元(約42億円)。中国太陽電池市場のさらなる開拓を目指す。