ニュース 電子 作成日:2015年8月4日_記事番号:T00058509
4日付蘋果日報がウォールストリート・ジャーナルの報道を基に伝えたところによると、アップルの腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「アップルウオッチ」の第2四半期販売台数が、損益分岐点に当たる200万台に届かなかったもようだ。
この数字は半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)傘下のDMS(設計製造サービス)で、アップルウオッチのメモリーおよびプロセッサーのシステム・イン・パッケージ(SiP)を手掛ける環旭電子が投資家との会議で明らかにしたものとされる。同社は第3、第4四半期の販売台数についても200万台突破は確実ではないとの見方を示したという。
なおアップルウオッチの組み立てを手掛ける広達電脳(クアンタ・コンピュータ)の中国・常熟工場(江蘇省)では、5月に100万台だった同製品の出荷量が6月には250万台まで急増したものの、7月は前月比減となったとされ、8月も減少が続くと予想されている。
アップルウオッチの販売不振について蘋果日報は、部品供給が滞っていることや組み立ての難易度が高いこと、価格の高さ、アプリケーションの少なさを挙げた。
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