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和泰汽車の7月新車販売、過去5年で最高に【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年8月4日_記事番号:T00058510

和泰汽車の7月新車販売、過去5年で最高に【表】

 トヨタ台湾総代理店の和泰汽車は、7月の新車登録台数が前月比24.4%増、前年同月比3.4%増の1万7,306台で、市場シェアが37%まで拡大した。7月としては過去10年で最高、単月では過去5年で最高だった。4日付経済日報などが報じた。

 和泰汽車は、台湾生産セダン「カローラアルティス」の販売台数が過去最高の2,752台、輸入SUV(スポーツ用多目的車)「RAV4」が5,449台に上り、シェア拡大に貢献した。

 台湾市場全体の7月の新車登録台数は前月比13.5%増、前年同月比3.7%増の4万6,803台と、1月(4万7,986台)に次いで今年2番目に多かった。自動車や住宅など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(今年は8月14日〜9月12日)を前に買い替えが進んだ。

 裕隆日産汽車は台湾生産SUV「エクストレイル」が同部門の車種別首位を逃したが、「リヴィナ」「ティーダ」「セントラ」が各900台以上売れ、前月比26.1%増、前年同月比2.8%増の5,329台(シェア11.4%)で2位に返り咲いた。中華汽車工業(チャイナ・モーター)は前月比3.8%減、前年同月比12.8%減の4,214台(シェア9%)で3位に転落した。台湾馬自達汽車(マツダモーター台湾、MMT)は前月比43.9%増、前年同月比54.7%増の2,660台(シェア5.7%)で、初めて4位に浮上した。輸入中小型セダン「マツダ3」(日本名・アクセラ)の販売台数が過去最高の2,660台に上ったことが主因だ。

 和泰汽車は、下半期は経済成長の下方修正、総統選挙前の模様眺めムードなどが市場全体の懸念事項と指摘した。