ニュース 電子 作成日:2015年8月4日_記事番号:T00058511
筐体大手、可成科技(キャッチャー・テクノロジー)の中国・蘇州工場(江蘇省)で3日、生産ラインの閉鎖をめぐる労使交渉が決裂し、従業員による暴動が発生したと伝えられた。キャッチャーは、同工場は閉鎖しておらず、マグネシウム合金ダイカストラインを宿遷工場(同省)に移転するだけだと説明。現地政府と速やかに連絡を取り合い、「抗議活動」は一段落したと強調した。蘇州工場の設備は既に搬出されていたため、物的被害はなかったようだ。4日付工商時報が報じた。
キャッチャーによると、蘇州工場の主な工程はマグネシウム合金ダイカストで、ビジネス用ノートパソコンの金属筐体を中心に生産しているが、グループ売上高に占める割合は小さい。生産能力の移転で、減産ではないため、業績に影響はないと強調した。
キャッチャーは、従業員の大部分は宿遷工場への異動に同意しており、同意しない従業員については現地の労働基準法に従い適切に対応すると表明した。
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