ニュース 電子 作成日:2015年8月4日_記事番号:T00058514
4日付工商時報によると、鴻海科技集団(フォックスコン)と中国電子商取引(EC)最大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)、およびソフトバンクグループが、インドのインターネット通販大手、スナップディール・ドット・コムへの共同出資を計画しているとの観測が出ている。出資額は約5億米ドルで、持株比率10%を目指すとされる。ただ3社とも出資計画についてはコメントを控えている。
インドは世界2位の人口を抱えながら、電子商取引市場は中国の約1,800億米ドルに比べ、わずか23億米ドルにとどまっており、伸びしろが非常に大きいと見込まれている。
2010年創業のスナップディールはインドの電子商取引市場において、地場最大手のフリップカート・インターネット、および同国での展開を拡大する米アマゾン・ドット・コムに次ぐ地位にある。
フリップカートが昨年7月、モルガン・スタンレーなどから10億米ドルの資金を調達すると、アマゾンも直ちにインド事業拡大に20億米ドルを追加投資すると発表。今回、鴻海など3社によるスナップディールへの出資が実現すれば、インドにおける最大手争いがさらに激化しそうだ。
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