ニュース その他分野 作成日:2015年8月5日_記事番号:T00058523
行政院主計総処が5日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は103.71ポイントで、前年同月比0.66%下落した。下落は7カ月連続。今年1~7月の前年同期比下落率は0.65%となった。7月のCPI下落は豊作による野菜価格の落ち込みや果物需要の減少、衣料品価格の下落、燃油費の下落などによるものだ。主計総処は、野菜果物とエネルギーを除いたコア物価指数が前年同月比0.66%上昇したことから、デフレ懸念はないとの見方を示した。中央社電などが5日報じた。
7月は主要7項目のうち、衣料品が3.03%と最大の下落率だった。セールや値引きを強化した結果、既製服の価格が3.96%下落した。食物類は0.39%下落した。野菜と果物がそれぞれ4.87%、2.66%下落したものの、卵類が3.32%、肉類が0.34%上昇したことで下落幅が縮小した。交通・通信類は燃油費が2.8%落ち込んだ影響を受けて、0.44%下落した。
7月の卸売物価指数(WPI)は87.21ポイントと前年同月比9.98%下落し、2009年8月以降で最大の下落幅となった。台湾域内製品の物価指数は、石油・石炭製品、化学材料や基本金属などの価格下落などを受けて10.59%下落した。
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