ニュース 金融 作成日:2015年8月5日_記事番号:T00058526
中国信託商業銀行(CTBCバンク)は6日、中国広東省の広州支店を開業する。台湾資本の銀行にとって、初の広州支店となる。台商(海外で事業展開する台湾系企業)が現地で融資を受ける上での利便性が向上する。5日付経済日報が報じた。
中信銀は昨年末に広州支店の開業を予定し、同年5月に中国銀行業監督管理委員会(銀監会)に設立を申請したが、認可は今年7月末にずれ込んだ。
広州に進出している台商は、広東省に保有する土地や工場棟などの固定資産を台湾や香港の銀行から受ける融資の抵当に設定することは難しく、地場銀行からの融資には評価会社による固定資産評価に高い費用が掛かる上、融資に対する利息も高いため、これまで中国で融資を受けるのは難しかったと説明した。
この他、中信銀は5、6月にマレーシアのクアラルンプール事務所、豪州のシドニー事務所の設立認可を受けている。
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