ニュース 金融 作成日:2015年8月5日_記事番号:T00058527
中国信託商業銀行(CTBCバンク)、元大商業銀行、台湾新光商業銀行は4日、ミャンマー政府からヤンゴン事務所の設立を認可された。台湾資本の銀行にとって、ヤンゴン事務所の設立認可は初めて。3行とも年内の設立完了を予定している。5日付工商時報が報じた。
中信銀は、ミャンマーには台湾企業が約200社進出しており、事業内容にはFRP(ガラス繊維強化プラスチック)タンク、漁船、紡織・アパレル製品、製靴、光学レンズ、エアコン、包装テープなどが含まれる他、現地企業と合弁で工業団地を開発したり、輸入製品の代理業務を行っていると指摘した。同行は年内に海外拠点を104カ所まで増やす計画だ。
元大銀行は、ミャンマーは近年、政治経済情勢が安定し、人口はアジア4位でかつ人口ボーナス期を迎えている上、本格的なインフラ建設が始まったばかりで台湾の建設会社がこぞって進出していると指摘した。同行にとって、香港、フィリピンに続いてミャンマーが3カ所目の海外拠点となる。
新光銀行は、ミャンマーは豊富な天然資源と安い労働力が魅力で、台湾を含む海外企業が次々と進出している他、市民生活の向上も金融サービス需要を押し上げていると指摘した。同行のヤンゴン事務所はホーチミン事務所に次ぐ海外拠点となる。
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