ニュース 金融 作成日:2015年8月5日_記事番号:T00058529
中国信託商業銀行(CTBCバンク)は4日、キャッシュカードを使用せず、指の静脈パターンの情報で本人確認を行い、現金を引き出すことが可能な現金自動預払機(ATM)を「中国信託金融園区」(台北市南港区)のデジタル体験支店に設置したと発表した。将来的に全土のATMに導入することも視野に入れる。5日付聯合報が報じた。
指静脈認証は、ATMに設置された生体認証装置に指を入れるだけだ(4日=中央社)
指静脈方式のATMは既に日本、ポーランド、トルコ、シンガポールなどで、キャッシュカードや暗証番号と組み合わせて導入されている。中信銀の場合はカード不要で、指静脈と暗証番号を組み合わせた方式となる。
同行のデジタル体験支店では「顔認証システム」も同時に導入している。同システムに同意したVIP顧客が同支店に足を踏み入れると、入口に設置されたカメラ、スキャナーを通じて行員が本人確認をすることができる。これにより、入店から13分以内にサービスを完了させることを目指す。
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