ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年8月5日_記事番号:T00058539
7月のバイク新車登録台数は前年同月比10%増の7万6,567台に上り、単月としては過去約2年で最高だった。新型モデルの販売強化、および9月に入学を控えた大学・専科学校新入生の需要が好調だった。5日付工商時報が報じた。
上位3社の新車登録台数は、▽光陽工業(KYMCO)、3万1,095台(前年同月比3.7%増)▽台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)、2万4,260台(16.8%増)▽三陽工業(SYM)、1万2,201台(11.7%増)──だった。「PGO」ブランドの摩特動力(モーティブ・パワー・インダストリー、MPI)は4,486台で前年同月比49.3%増と大幅に増加した。
KYMCOは主力の125ccタイプ、「VJR125」と「Xgoing125」の新型モデルが好調だった。SYMは「mii」、「JET125」の新型モデルが販売台数を押し上げ、2カ月連続のプラス成長となった。またディーラーの在庫水準も低下した。
業界関係者は、入学シーズン需要は9月まで続くと説明した。今年通年の新車登録台数は70万台、前年比5%以上の成長を見込む。
一方、睿能創意(Gogoro台湾)の自社ブランド電動スクーター、「スマートスクーター」は7月25日から納車が始まったが、7月の納車台数はわずか36台にとどまった。Gogoro台湾は、環境保護署(環保署)が7月20日に電動バイク買い替えに対する補助金プランを発表したものの、消費者は地方政府による実施細則の決定を待っている状況だと説明。8月には予約済みの400台余りの納車が完了するとの見通しを示した。
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