ニュース 電子 作成日:2015年8月5日_記事番号:T00058542
5日付電子時報によると、従来IBMが担っていた台湾積体電路製造(TSMC)のデータセンター向けサーバー供給の一部を、IBMのx86サーバー事業がレノボに買収されたことを機に、宏碁(エイサー)が奪取したとの観測が伝えられている。
業界関係者は、TSMCのサーバー調達量は台湾企業全体の20〜30%を占め、サーバーメーカーにとって非常に重要視されていると指摘。その上で、今回、エイサーが受注に成功した理由として、価格的要因に加え、同社の陳俊聖(ジェイソン・チェン)執行長がかつてTSMCで幹部を務めていたことがプラスに働いたとの見方を示した。
なおデータセンター向けx86サーバー市場では最近、デルがハードウエアとソフトウエアの統合サービスを計画し最大手のヒューレット・パッカード(HP)に対する攻勢を強めている他、IBMのx86サーバー事業買収により業界3位に浮上したレノボは、台湾やインドで従来のIBM顧客からの受注を失うケースが続いており、今後も市場競争がますます激化すると予測されている。
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