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反指導要領の教育部占拠、学生らの告発取り下げ


ニュース 社会 作成日:2015年8月6日_記事番号:T00058545

反指導要領の教育部占拠、学生らの告発取り下げ

 呉思華教育部長は5日、与党国民党主導で改訂された高級中学の学習指導要領に反対する反黒箱課綱(反密室指導要領)運動に参加する学生らが教育部の庁舎内に侵入し、部長室(大臣室)を一時占拠するなどした事件で、学生らに対する刑事告訴を取り下げると表明した。6日付自由時報が伝えた。

 学生らは現在も教育部前の広場で抗議行動を続けているが、呉教育部長は「台風が接近するので、教育部に残っている学生には速やかに退去してもらいたい」と述べた。

 7月23日深夜に起きた学生らによる占拠事件では、高級中学の生徒(高校生)12人、大学生10人を含む33人が逮捕された。

 ただ、運動参加者からは「今となっては告訴取り下げは重要ではない。重要なのは教育部が改訂指導要領を撤回または棚上げするかだ」との声も漏れた。