ニュース 社会 作成日:2015年8月6日_記事番号:T00058547
急進的な中台統一を主張するミニ政党「中華統一促進党」の党員ら30人が6日、旧日本軍の軍服に似た服装で台北市内の民進党中央本部前に押しかけ「民進党は日本に媚(こ)び過ぎている」と抗議パフォーマンスを展開した。6日付中国時報が伝えた。
メンバーは旭日旗を掲げ、日本の童謡「桃太郎」を歌うパフォーマンスも見せた(5日=中央社)
党員らを率いたのは、有力暴力団「竹聯幇」の元幹部で「白狼」のニックネームを持つ同党総裁の張安楽氏で、出動した警察官の警告を受けながら抗議活動を続け、約40分後に引き揚げた。
張氏は「台湾の過去20年の台湾独立教育、『皇民化』教育は恐ろしい。今の若者は中国人にならず、日本人になりたがっている。台湾に中国人がいなければ、両岸が席に着いて話し合うことはできなくなる」などと主張した。
張氏らは同日夜にも教育部庁舎の向かい側の中山南路に集結し、馬英九政権による高級中学の学習指導要領改訂は問題ないとした上で、「脱中国、日本傾斜を図る人間がいることに反対する。祖先を忘れて、日本に媚びる行為だ」などと気勢を上げた。現場では特に混乱はなかった。
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