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不動産市場に活気戻る、高雄市では3割上昇


ニュース 建設 作成日:2008年3月4日_記事番号:T00005855

不動産市場に活気戻る、高雄市では3割上昇

 
 信義房屋の統計によると、春節(旧正月)後、不動産購入意欲が20%上昇し、不動産販売価格も高雄市(前月比32%)や台北県(同6.3%)が引っ張る形で台湾全体では前月比1%上昇。平均価格は1坪当たり25万台湾元(約83万2,000円)前後となっている。4日付中国時報が報じた。
  
 永慶房屋の葉凌棋総経理は、総統選を控え、両候補が相次いで中国との直航便実現などの公約を発表し、外資や中国資本が台湾での不動産投資に興味を示しているとのニュースが頻繁に出ていることが、購入意欲を刺激したとみている。

 2月の不動産価格の上昇幅は、高雄市の前月比32%が最高で、信義房屋の黄永全高雄区主管は、高額不動産の成約比率が高かったことが上昇率を引き上げたとしている。また、高雄市では今月中に都市交通システム(MRT)が開通する予定で、これに中国との直航および投資開放への期待が加わり、MRT沿線地域、特に農16特区と現在建設中の高雄ドーム周辺の生活機能と景観の良好な地域では、ビル・店舗などあらゆる物件で人気が高まっている。