ニュース 政治 作成日:2015年8月6日_記事番号:T00058551
上海市人民政府台湾事務弁公室(上海台弁)は5日、上海・台北城市論壇(都市フォーラム)が今月17〜19日に上海で開かれ、柯文哲台北市長が出席すると発表した。柯市長が3日、中国メディアの取材に対し「1992年の共通認識(92共識)」を尊重するとの立場を示したことで、フォーラムが無事開催される運びとなったようだ。6日付中国時報などが報じた。
「92共識の内容は理解したのか」とのメディアの質問に対し、柯市長は「答えにくい」と述べた(中央社)
柯市長は昨年12月に「92共識は存在しない」と発言するなど、92共識を明確に容認する立場を示してこなかったため、92共識を中台交流の原則とする中国側の意向が絡み、フォーラムの開催自体が危ぶまれていた。
上海台弁によると、フォーラムは「都市発展と青年の自主創業」をテーマに、文化、スマートシティー、コミュニティー医療、青年の起業などの分野における両市の経験を共有し、各分野での交流・提携強化を図る。開会式は柯市長と楊雄上海市長が共同で主宰し、覚書(MOU)を締結するとみられる。
台北市は民間からの参加を拡大するため、複数の産業界関係者を招待しており、和碩聯合科技(ペガトロン)の童子賢董事長らが出席する予定だ。
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