ニュース 運輸 作成日:2015年8月6日_記事番号:T00058552
中国では中台間でのコールドチェーン物流に対応したスピード通関を、現在のアモイ、天津の2港から北京、昆山、武漢にも拡大する方針で検討が進んでいる。6日付工商時報が伝えた。
中台コールドチェーン物流技術・サービス聯盟に加入する台湾企業は既に249社に達した(経済部リリースより)
中台間では2011年からアモイ、天津でスピード通関が始まり、台湾製の冷凍食品がアモイで4時間、天津で24時間以内に通関できるようになった。
両岸(中台)コールドチェーン物流技術・サービス聯盟の郭儒家執行長(工業技術研究院副主任)は、高雄市で5日に開かれた「両岸コールドチェーン物流産業協力交流シンポジウム」に出席し、「2港湾でのスピード通関が試験的に始まって以降、21億台湾元(約83億円)の調達や投資を誘発し、創出されたサービス・商品の価値は160億元に達した」と指摘した。
こうした中、中華工程と中国の翔業集団の合弁によるコールドチェーン物流センターがアモイに完成。全日物流、中工機械廠と中国の中孚食品の合弁による華鋭物流が天津に建設中の倉庫は来年10月に使用を開始する見通しだ。この他、台湾冷凍設備大手の邰利も中国への拠点設置を計画している。
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