ニュース 運輸 作成日:2015年8月6日_記事番号:T00058553
高雄環状ライトレール(軽軌鉄道、LRT)の第1次完成検査が5日行われ、検査委員会は条件付きの合格とした。中央社が報じた。
完成検査では、自動車がLRT車両にぶつかり火災が発生と想定した模擬訓練も行われ、事故対応能力が検査された(5日=中央社)
完成検査は第1段階の開通予定区間に含まれるC1(籬仔内駅)〜C4(凱旋中華駅)間で土木、機電システム、運転の3チームに分かれて行われた。検査委員会は改善項目として▽LRT専用信号機と交差点の一般車両用信号機の連携▽プラットホームのスロープの手すりの角にカバーがない──など21項目を挙げた。
高雄市政府捷運工程局の周徳利副局長は、10日以内に改善し、再検査を行った後、直ちに交通部による完成検査を申請すると表明。8月末に試運転を目指す目標に変わりはないと強調した。
なお、高雄LRTの運賃について高雄市政府の李瑞倉秘書長は、第1段階は全線一律30台湾元(約118円)に決まったと説明した。一卡通(Iパスカード)利用で5元引き。試運転期間は無料だ。
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