ニュース 建設 作成日:2015年8月6日_記事番号:T00058560
台北市政府が5日公表した不動産取引実勢価格情報によると、中国資本を背景とする香港企業、新宇亨得利控股が昨年6月、5年前に安泰商業銀行から取得した台北市忠孝東路四段(大安区)の店舗物件を分割し、それぞれ1坪当たり778万5,000台湾元(約3,000万円)、756万8,000元で売却していたことが明らかとなった。これは台北市の店舗物件の取引実勢価格としては過去最高および2番目の記録となる。6日付経済日報が報じた。
新宇亨得利は2010年、計161.6坪の同店舗物件を1坪当たり555万7,000元、総額9億元で購入。当時、中国資本が初めて台北市の繁華街「東区商圏」で店舗物件を取得したと話題となった。その後、同物件は安泰商業銀行に貸し出された後、短期の販売スペースなどとして利用されたが昨年、86.6坪および75坪に分割して売却された。
両物件は同じ日に総額6億7,400万元、5億6,700万元で取引が成立し、新宇亨得利は4年間で3億4,000万元の利益を獲得した。
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