ニュース 医薬 作成日:2015年8月6日_記事番号:T00058561
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)の検査員が、2013年から最近まで、立ち入り検査の情報を事前に漏らしたり認証通過に便宜を図ったりする見返りとして、製薬会社8社から少なくとも500万台湾元(約2,000万円)の賄賂を受け取っていた疑いが強まり、検察と法務部廉政署は5日、検査員の陳文雄容疑者ら18人から事情聴取を行うとともに、関係先を捜索した。6日付自由時報が伝えた。
贈賄側の製薬会社は、▽人人化学製薬(ジェニュイン・ケミカル・ファーマシューティカル)▽派頓化学製薬▽漁人製薬(フィッシャーマン・ファーマシューティカル)▽光南製薬▽徳山製薬▽中生生技製薬(CBC)▽新喜国際企業(NCP)▽威力化学製薬──の8社で、捜索先は22カ所に及んだ。
陳容疑者はまた、品質が劣る医薬品が製造された事実が発覚しないように製薬会社をかばった疑いも持たれている。PIC/S(医薬品査定協定および医薬品査察共同スキーム)認証、GMP(適正製造規範)認証の通過に便宜を図る際の賄賂の相場は100万元だったとされる。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722