ニュース 商業・サービス 作成日:2015年8月6日_記事番号:T00058562
有力テレビ局、東森電視事業(EBC)とメディアグループの東森国際集団は5日、それぞれ董事会を開き、筆頭株主の米投資ファンド、カーライル・グループと東森国際が共同でEBCの株式売却を目指すことを決議した。6日付工商時報が伝えた。
EBCには現在、カーライルが61%、東森国際が21.3%を出資している。東森国際の王令麟総裁が保有するEBC株も同時に譲渡される見通しだ。
カーライルは200億台湾元(約790億円)前後でEBC株を売却したい構えだ。東森国際は売却価格を7億米ドル前後と仮定すると、40億元を超える売却益を上げることになる。
売却先はファンドを創設した上でEBCを買収する方式が有力視されている。カーライルは既に外資系の投資銀行を通じ、台湾内外の売却先候補と接触しており、1~2陣営と最終交渉に入っているもようだ。
EBCの昨年の売上高は約57億元、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却額)は約13億元で、経営状況は健全だ。
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