ニュース 電子 作成日:2015年8月6日_記事番号:T00058565
市場調査会社、IHSディスプレイサーチによると、8月上旬の液晶パネル価格は、液晶テレビ、液晶モニター、ノートパソコンの各用途向けでいずれも値下がりした。6日付経済日報などが報じた。
テレビ用では、48インチが5米ドル、32インチが3米ドル、40インチ、42インチ、50インチは2米ドル下落した。一部メーカーがモニター用を減産して利益率の高いテレビパネルの生産に切り替えたことと、および中国メーカーがテレビパネルの生産を拡大したことで、需給バランスが崩れ価格が押し下げられた。32、48/49、55インチは下落幅が3~4%と最も大きくなった。
モニター用は、21.5インチで0.8米ドル、18.5インチ、19インチ、19.5インチ、23インチで0.5米ドル下落した。1~8月上旬までの下落率は12~14%に達した。ディスプレイサーチは、パネルメーカーがテレビパネル生産に切り替えたことでモニター用は生産量が減少、価格下落圧力が緩和するとみている。
ノートPC用の1~8月上旬までの下落率は13~15%に達し、既にコスト割れとなっている。一部ブランドメーカーが14インチ、15.6インチの調達を拡大しているものの、価格競争の激化によって下落傾向が続いている。
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