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ラーガン8月見通し下方修正、アップル新機種効果に疑念【図】


ニュース 電子 作成日:2015年8月6日_記事番号:T00058567

ラーガン8月見通し下方修正、アップル新機種効果に疑念【図】

 スマートフォン用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が5日発表した7月連結売上高は52億5,500万台湾元(約210億円)で今年最高となった。ただ、前月比増加率はわずか3%で、約10%増だった市場の当初予測を大幅に下回った。同社は8月の売上見通しについても、従来の「プラス成長」から「横ばい」に下方修正しており、アップルのスマホ新機種の効果がいま一つなのではないかとの疑念が出ている。6日付経済日報などが報じた。

 ラーガンは下方修正の理由について、特定の顧客についてはコメントしないと前置きしつつ、顧客が8月の調達計画を調整し、一部顧客で受注見通しが1カ月以下になったためと説明した。

 ただ同社は、下半期は上半期より改善するとの見通しを変えていない。過去2年は、アップルのスマホ新機種向けの出荷で、第4四半期に業績のピークを迎えている。