ニュース 社会 作成日:2015年8月7日_記事番号:T00058571
日本の人気アイドルグループ、AKB48にとって初めての海外メンバーを選ぶためのオーディションが台湾で今年4月から実施されており、このほど最終審査の結果が発表された。本来43人の中から1人を選出する予定だったが、選考が難しかったことから結局、17人が「候補者」として今後1〜2カ月、歌とダンスのトレーニングを受け、年末に再度最終選考が行われることとなった。なお今回「合格」した17人のうち最年少は11歳、最年長は21歳だった。
17人はスポットライトにも慣れておらず、撮影時にはスタッフに並び方を指示されながら、緊張を残した表情でカメラに向かった(6日=中央社)
AKB48の運営管理会社、AKSがメディア向けに配布した資料によると、今回の審査の合格者は同社と契約を結び、AKB48の研究生として日本で芸能活動をスタートさせる予定となっていた。しかし、今回の審査のため来台したAKB48総合プロデューサーの秋元康氏は、「選考が非常に難しく、17人を残すことにした」と説明。その上でこの17人について「歌唱力は改善の必要があり、ダンスについては全くダメだ」と指摘。今後、研究生の座を争いトレーニングを受けさせると表明した。
一方で台湾のオーディション参加者について秋元氏は「笑顔がすばらしい」とたたえ、「今回の審査の合格者は日本や台湾のファンに喜んでもらえるはずだ」と太鼓判を押した。
なお「AKB48のことはよく知らないけれど、歌とダンスが好きだから試しに応募した」という高雄市の女子中学生(13)は、6月の2次審査に合格した後、AKSが提供したトレーニングに積極的に参加して歌やダンス、日本語の練習に励み今回の審査に臨んだが、残念ながら17人の中には選ばれなかった。
自分のパフォーマンスに自信を持っていた彼女だったが審査結果を受けて「今回のオーディションを通じて優秀な人がたくさんいることが分かり、貴重な経験になった」と述べた。その上で「チャンスがあれば再挑戦したい」と抱負を語った。
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