ニュース その他分野 作成日:2015年8月7日_記事番号:T00058575
インドネシア政府が7月23日から食品、化粧品など1,000項目以上の製品の輸入関税を引き上げたことで、経済部は台湾の対インドネシア輸出のうち6,276万米ドル、1.64%に打撃が出るとの試算を示した。7日付蘋果日報が報じた。
インドネシアの関税は23日より、▽アルコール飲料、150%▽加工食品(肉類、キャンディー、ビスケットなど)、30%▽自動車、30%▽アパレル製品、22.5〜35%──に引き上げられた。
台湾糖菓餅乾麺食工業同業公会の陳朝陽総幹事は、インドネシアと自由貿易協定(FTA)を締結している中国や韓国は関税が0〜5%なのに、台湾は15%以上で、台湾製品は品質が良くても利益率が低いと嘆いた。
統計によると、食品の2014年インドネシア向け輸出は1億2,400万米ドルで前年比25%増と、3年連続成長した。過去3年は農産物の他、しょうゆ、加工食品、保健食品などが多かった。
台湾化粧品GMP産業発展協会の鐘興春理事長は、台湾の化粧品業は中小企業が多く、輸出は受託生産が中心と説明。インドネシアブランドが調達先を台湾から中国に変更する恐れがあると指摘した。
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