ニュース 政治 作成日:2015年8月7日_記事番号:T00058577
宋楚瑜親民党主席が6日立候補を宣言したことで、来年1月の総統選の主要候補者が出揃った。国民党寄りの聯合報が6日夜に行った支持率調査によると、蔡英文民進党主席が36%、宋氏が24%、洪秀柱国民党副主席が17%となり、宋氏が洪氏を7ポイント上回った。6月27日時点の調査では蔡氏45%、洪氏33%だったことから、宋氏の参戦は蔡氏、洪氏の双方の支持率に影響し、特に洪氏への影響が大きいことが分かる。
人気低下が顕著になった洪氏だが、「世論調査は単なる参考にすぎない」と強気な姿勢を崩さなかった
宋氏が洪氏をリードした結果について、親民党の劉文雄副秘書長は「国民党が有権者の信用を失った結果だ」と指摘。これに対し洪氏のスポークスマンを務める李昶志氏は「ご祝儀相場のようなものだ」と述べ、一時的な現象であり宋氏人気は長くは続かないとの見方を示した。
また、宋氏出馬による泛藍(汎国民党陣営)の分裂で、蔡氏が当選すると考える回答者の割合が59%へと、6月27日時点の53%から6ポイント上昇した。聯合報の調査は台湾と離島の有権者766人を対象に行われた。
なお、同日付蘋果日報の支持率調査では、蔡氏35.67%に対し、洪氏29.68%、宋氏24.69%で、洪氏が宋氏を約5ポイント上回った。
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