ニュース 建設 作成日:2015年8月7日_記事番号:T00058581
台北市の林欽栄副市長は6日、都市計画専門家による座談会を開き、台北駅周辺のいわゆる「西区ゲートウェー」の再開発計画のうち、高層ツインビル「双子星大楼」開発計画(C1、D1区画)を2~3年先送りする考えを示した。7日付自由時報が伝えた。
これにより、柯文哲市長の任期中にはツインビル開発に大きな前進は見込めない見通しとなった。ただ、林副市長は「踏むべき法的手続きや入札作業は進める。再入札の準備や国際的な財務コンサルティングに2~3年かかると見込んでいる」と述べた。
ツインビルをめぐっては、昨年10月までに、優先交渉対象者となった太極双星国際開発、中華工程(BESエンジニアリング)が相次いで契約資格を失い、計画推進のめどが立たなくなった。このため、郝龍斌前市長は一時、台北市政府捷運工程局が事業主体となる構想を提示した。しかし、柯市長は今年1月、郝前市長の方針を覆し、国際入札として再入札を実施する意向を表明していた。ただ、入札のスケジュールなどは具体的に固まっていなかった。
一方、ツインビルを除く西区ゲートウェー再開発は、台北駅周辺の残る区画、北門周辺、洛陽駐車場および玉泉公演南側という3つのプロジェクトが進められる。
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