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台プラ主要4社、7月13%減収【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2015年8月7日_記事番号:T00058582

台プラ主要4社、7月13%減収【表】

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)が6日発表した主要4社の7月売上高は、前月比13.6%減、前年同月比33.9%減の1,158億台湾元(約4,600億円)だった。原油価格の下落、工場の定期保守点検が影響した。7日付蘋果日報が報じた。

 各社の7月売上高は、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、158億8,700万元(前月比1.8%減・前年同月比20.4%減)▽南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス)、244億5,100万元(6.6%減・17.5%減)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、277億3,800万元(3.3%減・24.1%減)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、477億8,100万元(24.2%減・46.4%減)──と軒並み減収で、特に台塑化の落ち込みが目立った。

 曹明・台塑化総経理は、保守点検・修理を行っていた製油所の装置2基を8月中旬に稼働させるため、設備稼働率は67%から82%に上昇すると説明した。

 林健男・台塑董事長は、原油価格の下落により、川下メーカーが輸出受注に消極的となっており、同社の第3四半期売上高は前期を下回ると予想した。