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ジャイアント、ユーバイク事業を分社化


ニュース その他製造 作成日:2015年8月7日_記事番号:T00058583

ジャイアント、ユーバイク事業を分社化

 巨大機械工業傘下の捷安特(ジャイアント)は6日の董事会で、公共レンタサイクル「YouBike(ユーバイク、微笑単車)」事業をスピンオフ(分離・独立)し、新会社「微笑単車」を設立することを決議した。分社基準日は10月1日の予定だ。7日付工商時報が報じた。


ジャイアントは4年前に台北市のユーバイクBOT(建設・運営・譲渡)事業を請け負い、台湾政府の「自転車アイランド」政策に貢献してきた(中央社)

 微笑単車の資本金は2億台湾元(約7億9,000万円)。今後、同社はユーバイク・レンタル拠点の設置と運営を担い、ジャイアントは自社ブランドの自転車の販売に専念する。

 ジャイアントによると、台北市のユーバイク利用者は延べ4,500万人を超えた。貸し出し・返却拠点は196カ所、保有車両は6,406台。新北市にも176拠点、台中市の「iBike」も55拠点を設置済みでさらに増設中だ。彰化県鹿港鎮と員林鎮は68拠点。

 劉金標董事長は、今年は既存エリアでの増設と同時に、桃園市などで新たな県市での設置を進めると説明した。