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4G+テストネットワーク、正式供用を開始


ニュース 電子 作成日:2015年8月7日_記事番号:T00058587

4G+テストネットワーク、正式供用を開始

 行政院が推進する「モバイルブロードバンドサービスの高速化および産業発展プラン」に合わせて経済部が構築した「4G+商用テストネットワーク」が6日、正式に供用を開始した。総投資額は10億台湾元(約39億円)。2018年には第5世代移動通信(5G)の商用サービス開始に向けたテストに使用される予定だ。7日付工商時報が報じた。

 台湾の通信キャリア、中華電信および遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)に加え、アルカテル・ルーセント、エリクソン、ノキア、NEC、ローデ・シュワルツなど世界的な通信設備メーカーが参加し、商用ネットワーク環境を再現した同実験ネットワークは今後、台湾域内の携帯電話、IC、小型基地局、Wi-Fi関連業者の互換性テスト用に使用される他、「VoLTE」など通信キャリアが導入を予定する新技術のテストにも利用される予定だ。

 また経済部の沈栄津次長は、将来的にはB4G(Beyond 4G)や5Gの初期技術認証プラットフォームとして活用し、台湾通信産業の競争力向上につなげたいとの考えを示した。