ニュース 電子 作成日:2015年8月7日_記事番号:T00058591
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が6日に発表した7月連結売上高は、前月比10.4%減、前年同月比23.4%減の273億9,000万台湾元(約1,080億円)だった。2012年1月以降で最低の数字だ。パネル価格下落、出荷量減少が影響した。7日付経済日報などが報じた。
液晶テレビやモニター、ノートパソコン用などの大型パネル出荷枚数は前月比4%減の772万枚で、中小型パネル出荷枚数は3.5%増の1,747万枚だった。
AUOは先日の業績説明会で、第3四半期の大型パネル出荷枚数は前期比5%減、平均単価は1~5%下落し、中小型パネル出荷枚数は1~5%減と予測した。その上で、生産能力利用率の調整が必要とした。第1、第2四半期は約95%だった。
彭双浪(ポール・ポン)董事長は、今回の不景気を機に、高単価製品の構成比を上昇させると同時に、生産能力利用率を引き上げ、利益改善を図りたいと語った。
同社は今年の世界のパネル需要面積が前年比4〜6%増える一方、供給は依然5〜7%増えると予測しており、下半期の供給過剰の懸念が高まっている。
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