ニュース 電子 作成日:2015年8月7日_記事番号:T00058592
宏碁(エイサー)が6日発表した第2四半期の純利益はわずか200万台湾元(約790万円)と前期(1億7,300万元)から激減した。営業利益は8億9,000万元で前期比92%の大幅増、過去17四半期で最高だったが、ユーロや新興国通貨が下落した影響で12億5,600万元の為替差損を計上したことで、利益がほぼ吹き飛んだ形だ。7日付経済日報などが報じた。
証券会社は、当初同社の第2四半期純利益を4,700万~5,000万元と予想していたが、本業以外の損失が予測を上回ったと指摘。ただ、今年はこれ以上の業績悪化はないとの見方も示した。なお、同社の第2四半期連結売上高は、マイクロソフトの新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」のリリースを前に出荷台数を減らしたため、前期比11.4%減の602億600万元に落ち込んだ。
同社の第3四半期の業績見通しについて証券会社は、ノートパソコンでは、▽クロームブック▽ウィンドウズ10搭載機種▽ゲーム用機種──の新製品や、コンバーチブル型製品の新機種発売で、利益は5,000万元を上回るとの予測を示した。
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