ニュース 機械 作成日:2015年8月10日_記事番号:T00058604
工作機械大手の程泰機械(グッドウェイ・マシン)と傘下の亜イ機電(イは山の下に威、AWEA)は今年上半期、台湾元高による為替差損を主な要因として2桁減益に見舞われた。グッドウェイが7日発表した上半期純利益は前年同期比12%減の2億1,100万台湾元(約8億3,000万円)、AWEAは30%減の7,506万元だった。それぞれ為替差損が9,100万元、4,000万元に上った。8日付工商時報などが報じた。
しかし今後は、台湾元が7月末から下落に転じたことが業績のプラス要因になりそうだ。グッドウェイは、上半期に計上した為替差損を全て埋め合わせられる可能性があるとの見通しを示した。同社は日本の特定顧客からのスイス型CNC自動旋盤の受注額が6億元に上っており、9月と10月の売上高に貢献する見込みで、証券会社は下半期の業績は上半期よりもやや改善するとみている。
また、AWEAは、顧客が受領を先延ばししたことで7,000万元に上る納品遅延が起きていたが、6月末より徐々に改善されている。同社の手元受注額は17億元に達しており、証券会社は今年も引き続き利益を確保できると予想した。
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