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食品の南僑化学、タイで増産へ


ニュース 食品 作成日:2015年8月10日_記事番号:T00058606

食品の南僑化学、タイで増産へ

 食品大手、南僑化学工業は、タイ・ラチャブリ県のバンポン工場がフル稼働状態となっていることから、今後2~3年に少なくとも5億台湾元(約20億円)を投資し、生産能力を拡充する計画だ。8日付工商時報が報じた。


南僑集団の陳飛龍董事長は、同社の商品は即席麺でなくスローフードで、105元でもお買い得だと強調した(7日=中央社)

 バンポン工場では、米菓、即席麺、調理済み米飯などを生産し、東南アジア、欧米、オセアニアなどに輸出している。タイ法人の売上高は昨年17億2,000万元で、うち即席麺が4億元、米菓が少なくとも11億元を占める。今年は19億元の売り上げを見込む。

 南僑はタイで生産している即席麺ブランド「小厨師(リトルコック)」の台湾への輸出を10月にも開始する。単価85~105元で、ハイエンドの顧客層を狙う。米菓部門は乳児用米菓の生産を今年から開始した。

 南僑は1989年にタイに工場を設置。生産量の85%を輸出している。