ニュース 電子 作成日:2015年8月10日_記事番号:T00058613
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は7日、同社が人員削減を実施し、製品ラインアップを縮小するとのロイター通信の報道を否定した。8日付経済日報が報じた。
HTCの株価は7日、ストップ安で上場来最安値の63台湾元(約250円)で取引を開始し、そのまま引けた(7日=中央社)
ロイターの報道によると、HTCは6日、第2四半期の損失計上を発表し、第3四半期も赤字になるとの見通しを示した後、張嘉臨同社財務長が「コスト削減は全面的なものになり、来年第1四半期まで続く」と発言した。また張財務長は、HTCは新興スマホ市場でのハイエンド機種販売に望みを託しており、例えばインドでは、同社は販売価格250〜400米ドルの市場でシェア20%を持つと述べた。
HTCは報道に対し、特定分野の戦略的緊縮など経営コスト削減は引き続き進めるが、詳細は明かせないと説明。また、経営効率向上とブランド強化に努める他、有望分野への投資を拡大し、黒字転換を目指すと表明した。
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